2010-01-13

クラウドへバックアップ

Macにはタイムマシンがある。
いつだってデータは安全にバックアップされて、あのかっこいいGUIで過去にビューンと飛びいつでも取り戻せるはず。
なのだが、マイMacのタイムマシンが断然調子悪いのである。

別にタイムマシンだけが故障中ならまだ許せるが、ファインダーごと固まるんだからもう致命的。


再起動しようとしてもアプリのウィンドウは全部閉じるが、そこで止まってしまい電源が落ちない。
なんかカーネルの深いところで刺さるバグっぽい。
クラッシュすればエラーレポートがAppleに送信もされるのだろうが、ハングアップであってクラッシュではないから、多分なかなか修正されないだろうな。この問題。

やれやれ、と思っていたらつい昨日のこと家のブレーカーが落ちた。
あわやバックアップ用のハードディスクが認識されなくなるところだった。
何度かコネクタつなげたりはずしたりで認識してくれたけど、あせったね。

そんなわけで、オンラインバックアップ、クラウドストレージというものが気になってきた。
さっそく情報収集してみる。

Dropbox。有名だな、たぶん。今すでに使ってるし。
でも、これはどこでもドアのようにマシン間でデータを移動させるために使う魔法の箱であって、バックアップではないよな。
100GBで2000円月。年間24000円。

ZumoDrive。急上昇中らしい。
実ドライブのフォルダを指定してZumoとリンクする、という使い方をするとバックアップになる。
外付けディスクもリンク対象にできる、つまりバックアップ対象にできる。
仮想ドライブとしてもマウントされるので、ここに直接ファイルを格納することもできる。
100GBで2000円月。年間24000円。
Dropboxを意識した価格設定かな。

Mozy。バックアップ特化。
セットというファイルのカテゴリを指定すると該当するものを探してきてバックアップしてくれる。
運営ポリシーを明快に示してくれていて好感がもてる。信頼できる気になる。
容量無制限で500円月。年間6000円。
無制限とはいっても仮想ドライブではなくあくまでバックアップなので、自分の持ってるディスク容量以上は使えない。
あと、帯域制限が上下ともにあるようだ。帯域とは別に一日の転送量リミットがあるっぽい。
アップロードはいいが、ダウンロードにリミットかけられると、バックアップからの復旧に非現実的な時間がかかるかもしれない。
他と比べると破格の安さで良さそうなんだがなあ。

JungleDisk。ホスティング業者のRackspaceに買収されたとな。
RackspaceというとGithub?
Amazon S3またはRackspaceのストレージサービスを契約する必要がある。
ストレージサービスと別に基本料がいるので、100GBでだいたい1800円月。年間21600円。
暗号鍵を自分で設定できるので、誰も信じられない人ならこれかな。
あとストレージサービスが別会社なので金さえ払えばどんだけでも格納できる。
ZumoDriveとめちゃ競合してないか。値段といいサービス内容といい。
細かいとこ見ればJungleのほうが優れてる、暗号のグレードとか鍵選択とか料金とか。
最大の問題はUIがいまいちな事かなあ。
リストアの操作がいまいち直感的じゃないと思った。バックアップなんだからリストア操作は大事。


単純にバックアップだけなら、Mozyいいな。かなりいい。
外付けハードディスク買ってきて自分でバックアップするくらいなら、断然こっちだろう。

んんん。でもなあ。仮想ディスクも気になるな。
物理的に存在しないディスクにデータを格納するってのが、なんだかかっこいい。今ふうだ。
外付けディスクを捨てて仮想ディスクに乗り換えようか。
バックアップだけでなく共有ディスクとしても使えるぶんを含めての料金と考えると、安いか高いか。

MozyとZumoで悩みちゅう。


あ、ちなみに1ドル100円での概算だよ。
今はまだ円高で実質はもう少し安いかも。

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