2009-02-21

shibuya.lisp テクニカルトーク

うお。しまったぁぁ。

ぜひ参加せねばと思ってたけどすっかり忘れてた。
http://tips.lisp-users.org/talk/02/

でも、定員60が埋まるほどLispってアツい言語だったっけ?
いいぞ、もっともりあがれ。

すっかり忘れてた理由は、Fallout3に160時間以上もはまってたからです。
MGS4の中東ステージ、あれが何十キロ四方にも渡って自由に歩けて160時間以上ずっと続くと言えば、わくわく感は伝わるだろうか。
グロい描写もあるけど、あれはブラックユーモアと理解すべきでしょう。人間てほんとつまらないことで争いを止めないよなあ、というリアル世界への風刺です。

2009-02-12

D-Trackerにシガーソケット装着

ガーミンのNuvi205w買ったんだけど、内蔵バッテリの持ちがけっこう悪い。
特に冷気に弱いみたいで、僕のバイクのようにフロントカウルがほとんど無いタイプだと走行風の直撃でバッテリがへこたれやすいようだ。
室内に持ってくるとバッテリ残量が持ち直すんだけど、走ってるときに使いたいわけだし。

そこでバイクからUSB 5V電源を取り出すことにした。
方法はいろいろあると思う。今回は結局シガーソケットを設置することにした。
不満はあってもシガーソケットって車用の標準コンセントとしての地位は揺るがないわけだし、ひとつあるとあれこれ転用もききそうで便利だろうと思った。
そして、NuviとシガーソケットもNuvi付属のアダプタで接続できる。

シガーソケット設置の方法についてはググればたくさんヒットするのでそっちを参照してほしい。
メインキー連動通電にしたかったので、エーモンのリレーを使った。
材料はこんな感じ。
  • ウェストマリンの防水シガーソケット
  • エーモンのリレー
  • エーモンの配線(2sq.、0.75sq.、赤と黒)
  • エーモンの250型2極カプラ(4個ぐらい、いくつか失敗して潰した)
  • エーモンの熱収縮チューブ
  • エーモンのヒューズホルダ
  • デイトナの110型3極カプラ(1個、もう慣れて失敗なし)
  • ニコテックのホールソー(28mm)
いやはや、けっこういい出費になった。自作した、ちゃんと動いた、という満足感以外はショップに頼んだほうが絶対いいと思う。
圧着ペンチや端子類はすでに持ってたのでそれを使った。無い人はそれも用意。

バイクは振動がはげしい乗り物、特にD-Trackerは単気筒なので配線の接続にハンダを使ってはいけない。硬すぎて振動で割れてしまい接続不良になる。
専用の圧着工具で圧着するのがよい。ラッチが付いてて規定圧力がかかるまで歯が開かないやつがいい。素人なんだからひとつあれば一生使えるし、損ではないだろう。

2sq.はバッテリ直結配線用、0.75sq.は連動用信号線用。大は小をかねるで2sq.だけでもいいけど、110型カプラにはまらないんではなかろうか。

防水シガーソケットだけど、つまるところゴムキャップの付いたソケットなだけだったので、ちょっとがっかり。やたら高いマリンコ製のはもっといい作りなのか?非防水のソケットにゴムの蓋をするのでも十分そう。
ソケットの径が28.6マルなので29mmのホールソーがちょうどなわけだが、28mmと29mmではいきなり値段が違うので安いほうの28mmで穴あけて無理やり押しこんだら、めちゃくちゃぴったんこで具合がよかった。抜ける気がしない。オフロードのカウルはふにゃふにゃしてるからうまくいったのかも。スポーツタイプのバイクの人は素直に29mmがいいかもしれん。

メインキーオンの信号をどこから取るかについては、テールライトの3極カプラに割り込ませるようにした。カプラの外側に切り込みのあるほうから赤、青、黒(それぞれまだら)に並んでいて赤の配線に割りこめばメインキー連動になる。
わざわざカプラを使ったのは、はずせばすぐノーマルに戻せるから。しかし、カウルに穴あけてるから、ここだけノーマルに戻せても意味ないな。いいよ自己満足だし。

ほんとはエンジン始動連動にしたかったけど、どこから信号取ればいいんだろう。
メインキー連動にすると、最初にキーを刺してオンにしてエンジンを掛けるまでの間、一番バッテリーに負担がくる瞬間からソケットにも通電されちゃうのが不満。
エンジン作動時のみ電圧かかる回路ってどこがあるのかな。
発想をかえて、サイドスタンドスイッチ連動にしたらどうか。メインキーオンでサイドスタンドが上がってるってことは、ほとんどの場合エンジン動いてるよね。誰か試してみてほしい。

ギボシよりカプラのほうが工作は楽だし取り外しも楽でいいと思う。単価高くなるけど。

防水ソケットをコーキングしてる人もいたけどやめたほうがいいと思う。ソケットには穴が空いてるんだけど、あれは万一ソケット内に水が入ったときの水抜きの機能もあると思うよ。埋めちゃったら水が自然乾燥するまで逃げ場がなくなるし。

D-Trackerのフロント周りにはソケット付けられそうなスペースはみあたらない。
そこでリアフェンダーのサイドに穴をぶちあけてやった。ちょうどメットホルダの上あたり。バッテリーからも近くていい。
問題はリアフェンダーが泥よけも兼ねてるので、泥よけの下タイヤにあたる場所ににょっきりソケットが出てしまうこと。
もっとも、僕のテクニックではどんだけリアサスをふんばらせてもタイヤと干渉しそうになかったのでこれで良しとした。
シガーソケットってバイクにはでかすぎだ。

エーモンのリレーの場合は、をバッテリー(-)へ、をバッテリー(+)へ、をテールランプの(+)など連動させたい配線へ、それぞれ接続すれば、に電圧がかかった瞬間に黄色からバッテリー(+)のパワーが出力される。
あとは、黄色をシガーソケットの(+)ヘ、シガーソケットの(-)はバッテリーの(-)かリレーのどっちか近いほうに接続してやれば、自動電源オンオフソケットのできあがり。

ヒューズはバッテリ(+)に一番近いところに挟むのがいいと思うよ。
上の場合だとエーモンリレーのとバッテリー(+)の間となる。

あくまでもエーモンのリレーの場合の配線色であって、他のメーカーの場合カラーリングは同じでも機能が違うことがあるので注意。商品の回路図をよく読もう。

さて、シガーソケット付けたぜ、どうだ!と自慢したら
「タバコの火つけられないじゃん。」
なるほど、確かにつけられない。あの自動車についてる押しこむと数秒後にシポンて赤くなってとび出てくるやつ、あれってどこかに売ってるのかね。あれは何という名前なんだ。
僕はタバコ吸わないからそんな事はどうでもいいが、シガー用じゃないシガーソケットは何と呼べばいいのだろうか。

写真を撮りながら作業する余裕は無かった。すまない。
自分でやるからには、すべて自己責任で。
ここに書いてあることが真実だとか動作保証があるとか考えてはいけない。
自分で判断する権利と義務がある。